レインウェアに裏地は要らない

私のレインウェアは、デイトナのコンフォートドライです。レディースサイズではなく、メンズのXS。5年ほど前にネットで調べて、比較的安価で耐水圧もそこそこキチンとしているものを選びました。


わかりづらいですが、こんな感じ。ブカブカです。真冬の着込んだ時にでも上から着られるので、これぐらいの大きさがちょうど良いの。


長年「ポケットがなくて不便だなぁ」と思っていたのだけれど、今日ポケットが一つだけあることに気づきました。


  
身長158㎝の私だからちょうど良いサイズ。小柄な女性には大きすぎるかもしれない。

レインウェアは、どうしても身体から発せられる汗などの蒸気によって、内側に水滴ができてしまいます。水滴がつくと、生地が体にひっつく。それを防ぐためにポリエステルメッシュの裏地が付いています。とても親切ですよね。

ですが、私にとっては不快なんです。肌当たりはサラリとして良いのですが、脱ぐときに裏地が下に着ている服にひっついて難儀するのです。サラリ感よりも、脱ぐときの難儀さが勝って、レインウェアを着る時から億劫になってしまうのです。



なので、メッシュの裏地を切り取ることにしました。チョキチョキ


現れたのは、ちょっとぺっとりした生地裏。アキオのペアスロープのようにサラリとはしていません。ラミネート系のような感じです。そして、ひんやりします。裏地があるときは、着るとあったかい感じがしました。

一応、透湿性もあったと思います。ですが、バイク用のレインウェアに透湿性は不要かもしれません。排気ガスやホコリで目詰まりして、結果的にそこから雨が浸透する可能性が高いから。自転車のような運動量がないので、自然に出てくる身体の蒸気なら、衣服で吸い取ることが可能だし。あくまでも私の感じ方。ブーツとかはまた別物。

既製品の品質というのは、裏地を剥いだときに本性が現れるように私は思います。裏に縫い糸がグルングルンになって長〜く飛び出ているものとかを見ると、フムフムなるほどと頷いてみたり。こちらコンフォートドライは、縫い目がシールされているのを確認できただけで満足です。


付属の袋がなく、これはナイロン生地で作った物。昔々百円ショップで購入したエコバッグを潰して作りました。メッシュと云えども多少の厚みやふんわり感があるので、裏地を取った後のレインウェアは、少しだけ嵩が減りました。

これでもう、あの脱ぐときの面倒がなくなったと思うと、喜んで旅に持っていけます。アキオの話では「1日数百キロ走るから、たいがいどっかで雨にあたる」そうだから、持ってくというより、ほぼ毎日着ることになるでしょうね。


  
ピンクの豚は、ハーレーのキャラか何かだと、後になって知りました。私が初めてこのブタさんを見たときに頭に浮かんだのは「ピンクの若いブタ」というフレーズです☆



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