榛野なな恵さんの『Papa told me』の中で、百合子さんが「70年代に青春を謳歌した人のファッションセンスは信用できない」というようなことを言っていた。
初めて読んだ当時は父のセンスが好きだったので、「そうかなぁ」と思っていました。
でも実際のところ、父のジャンパーは、アキオや私には着られないデザイン。
私はここ2年の間に「断捨離」という名目で、服の半分以上は処分している。なのに残しているこの上着。なんとかできないものかと。
革製品には待ち針(マチバリ)を使わないのが通常で、代わりに両面テープを使います。テープの幅は5ミリ程度。細幅の両面テープがない場合は、カッターで自作する。
クタクタになった柔らかめの革だから、胸のダーツは取らなくて良さそう。
ジャンパーとジャンバー。どっちが正しいの?と思って調べてみたら、ジャンパーであってました。飛行機の搭乗員の制服 → 飛ぶ人 → Jumper ☆
縫い代を決める印に、私はマスキングテープを使います。
第一段階の完成です。中にダウンを着込めるゆとりを持たせています。お袖周りが少し小さかったかも。
夏の旅行に、なぜ革ジャン?
アキオパーソンさんの『XL1200』 旅日記を読むと、ダートで何度かコケてますよね。だから私は革一枚、羽織って防御するのです。
ポケットの生地は、外した裏地と同じキュプラっぽいやつ。これでは薄すぎる。
とっておきの「スーちゃんのジャガード織り先染めカットクロス」に縫いかえる。ジャガード織りなので、ポケットを覗いても、こうして裏から見ても、綺麗な織り模様。
スーちゃんというのは、この女の子の名前です。私がつけたのではなく、生地を買った時から名前が付いていました。知らない土地で心が曇った時、スーちゃんを見れば元気になれる気がする。
ナナ仕様にリメイクしたジャンパーを今日、試着してルンルン出かけてみると・・
めっちゃ暑かった!
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