photo by Akio 2008 |
ロシアは広すぎるせいか、バックパッカー情報は、あまりありません。
→ 女ひとりで世界250カ国を目指している『La Voyagerie!』
を最近読み始めているのですが、ロシアはまだ未踏の地なのだそうです。AYANOさんによると、ヨーロッパはスリが多いけれど比較的マシということで一安心。私は一人旅ではないので尚さら安心。
実際に一人旅をしたことのある夫・アキオに聞いた話を織り交ぜて、ロシアの治安について、思い巡らしたいと思います。
photo by Akio 2008 |
→ XL1200 『厄日』 タイシェット / Тайшет
噂に聞くような恐ろしい話ではないけれど、もしも私一人だったら震えちゃいますよ。お金や命を強奪されそうになったのではなくて、本当に良かったです。
アキオにとって、ロシアは素晴らしい国。同じ時期に自転車でロシアを旅したKuriharaさんにとっても、ロシアは素晴らしい経験をさせてくれた地のようです。
→ ユーラシア大陸横断旅行日記
なんだ、ロシアは良い国なんだ♪
というわけでもなくて、その年にロシアを横断した他の日本人4名からは、「ロシアは良い思い出のない国」だと聞いています。
ネット情報の聞きづてによると、旅人が昼間に出会い仲良くなった少年二人(のうち一人)による犯行。夜、テントで旅人が寝ている隙にバイクを盗もうとしているところ、それに気づいた旅人に対する恐ろしい仕打ちだったそうです。
私がなぜこの話を知ったかというと、先日アキオが伏木港に紹介されて電話した船会社の、ロシア人女性の「あぶないですよ」という言葉から。現地に住んでいる日本人が巻き込まれるトラブルよりも、バイカー旅行者の情報は目立ちやすい。
あるところに、川のような温泉の野湯があります。昼間は地元の人も多く、男女構わず温泉に浸かりながら木々の景色を堪能できる素晴らしい場所です。
ところがある夜、一人旅の女性がひとりでそっと野湯に入っているところを襲われて、帰らぬ人となりました。
これは日本の話で、私たちがそこへ行った後、同じ年に起こった出来事です。
氷点下になるほど寒い夜にテントで寝ていたら、地元の不良にテントを取り巻かれた。これは私たちが日本で遭遇した出来事。
先にブログを紹介したKuriharaさんのブログコメントでは、
・夜は出歩かないこと。
・ホテルを出るときは、捨ててもいいだけのお金を持って出ること。などのアドバイスがあります。
モスクワ方面はどちらかというとヨーロッパよりの雰囲気のようですが、都会じゃない場所は貧しい地域がほとんどだと聞いています。
テントを持った旅人が全財産を持ち歩いているというのは、誰の目にも明らかです。
だからこそ気をつけるべきことは、「ロシアに限らず、どんな国へ行っても同じ」
これがアキオの答え。
ロシアの治安が悪いかどうか、「広すぎて一言では言えないし、把握しきれない」
これは私の想像の答え。
これらを踏まえて、私が気をつけるべき心構え
・特定の人だけではなく、なるべくたくさんの地元の人とお喋りをする。
・いざとなったら渡せるお金やカードと、そうじゃないぶんを分けておく。
・さいあくの場合は「全部捨てても良い」と心に決めておく。
・できる限り日が暮れる前に宿を決める。
・テントを張るときは、人気のない場所じゃなく、人が駐在している場所に。
・どうしても人気のない場所で眠る場合は、テントを張らずに寝る。
・日が暮れてもカフェに一人でいるような人は信用しない。
・肌の露出を極力控え、身綺麗にしないこと!
ちなみに、写真の悪そうな4人の男たち。
彼らがアキオにとても親切にしてくれた、記念写真なんやって。
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