6月19日 ウラン・ウデからイルクーツクへ

一昨日は、ウラン-ウデに泊まった。Booking.com で評価がとても良い『smile house』

1泊1000ルーブル。安め。しかし、煙草を吸うためだけに8階の階段を上り下り。

右扉が入り口。マンションの一室。隣人さえもSmile houseを知らない様子。

このマンションの、右端頂上の、三角のところで寝ていました。

ウラン・ウデでは、ロシア人には会わなかった。モンゴル人が住んでいる町。暗くなっても穏やかで、のんびりとした人々。しかし、この町には、レーニンの頭の像が転がっているという。あなおそろしや。

 給油は100〜200㎞走った頃。小休止。痛いお尻を我慢できる範囲。

クワスは苦手。だけど、モルスはお気に入り。市販のモルスはきっとただのジュース。

パーキングのおっちゃんが「ここから先の道は綺麗だよ」と言っていた。しかし、町を出てすぐダートの連続。昔より綺麗になっているのだろう。『感覚の相違』ですね。

大規模な廃墟。工場の跡地だろうか。

傍に行って見たいけれど、今にも崩れそう。 写真は小さいが、実物は巨大だ。

走っていると、小さな廃墟をいくつも見かける。それを見て、色んなことを想う。

幹線沿いに、町が増えてきた。小さな町ではどんなことが起こっているんだろう?

交通情報?広告?電光掲示板が立てられている。

溶接してもらった箇所が、また・・。

父の革ジャンは、私のクッション。これがなければ乗り続けられない。感謝。

曇り空の中、バイカル湖の出現。

ひまわりマークのガスステーション。チェーン店。ここのアメリカンコーヒーは不味いので注意。写真の車は、人が乗ってる乗用車。日本では不可能なことが可能。

白いお花、黄色いお花。あちこちに咲いている。花束にして持って帰りたい。

目指す先の光を信じて前へ進む。

青空が近づいてくる。雨は降ったり止んだり。気温は10〜14℃。

さすが観光地。車の数が増えて少し渋滞。それでも時速は80㎞。

青空を映す水面が、海の色とは全く違う。バイカル湖の美しさは想像を超えていた。

この黄色い看板は、工事のお知らせ。この先に、工事中またはダートがある。

こんなふうに。






温かなオムリ。150ルーブル。女の子がパンをつけてくれた。魚を食べると元気が出る。

オムり販売店の左隣はCDショップ。

その前を、本物の旅人が歩き去って行った。静かにゆっくりと歩く姿。話しかけてはいけない気がした。

近所の子どもたち。おやつでもジュースでもなく、葉っぱのようなものを齧っている。


M60の標識はほとんど無くなっていた。でも、M55の標識は何度か見かけた。

工事渋滞中。煙が立ち上っている。たぶん、オムリを燻製しているところ。

渋滞の原因は、片側交互通行。ここはどの車もゆっくりゆっくり。




オフラインで使えるナビアプリ。設定座標を間違えて、SUZUKIのバイカーに救われる。名前を聞く間もなく、始まりと終わりは握手。案内を終えるとすぐに去って行った。二人して「か〜っこい〜!」と喜び。

地図に載っていないホテル。booking.comで半額。1700ルーブル。

 

全てが綺麗。新しいホテルのよう。 難点はただ一つ、壁が薄いこと。

3階の、三角の窓の部屋。

モルスとコーヒーのパッケージの色が同じ!

ホテルのすぐ側にあるスシバーで、数日ぶりのまともな夕食。午後8時過ぎ。

夜10時過ぎ。深夜までは若い女性も親子連れも通りを歩いている。安心感のある町。

私たちは、どの町へ行っても、新しい友人ができない。それはなぜだろうと考えた。性格のせい?壁を作っているから? 絶対の答えは無いけれど、たぶん、私たちは二人で充分に満たされているからだろう。

まるでご隠居夫婦のような旅をしています☆



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