モスクワで映画を観る

モスクワのショッピングモールに入っている映画館"Cinema Kinomax-Mosaic"にて、
ティムバートン監督の最新作『Miss Peregrine’s Home for Peculiar Children』を3Dで観ました。(日本公開は2017年2月予定)

ロシアでは、すべての映画がロシア語の吹替えで上映されている様子で、このミスペレグリン〜もロシア語吹替え版でした。
私はロシア語さっぱりです。でも、ファンタジーなので(年齢制限あったような気がしますが)、なんとなく内容は伝わります。
それに、なんといってもティムバートンですから、女性陣の衣装が素晴らしい!

主人公のエイサ・バターフィールド(Asa Maxwell Thornton F. Butterfield)は、『ヒューゴの不思議な発明』の男の子。
大きな瞳と、うっとりするような唇のエラ・パーネル(Ella Purnell)は、『マレフィセント』で、アンジェリーナ扮するマレフィセントの子供時代を演じた女の子。

私がティムバートンの3D映画を観たのは『アリス・イン・ワンダーランド』以来なので、約6年振り。当時の3Dは奥まっているだけで退屈でしたが、今では3Dの表現力がかなり面白くなっています。

ハヤブサが守る家 (海外文学セレクション)

この映画の邦題はまだ決まっていないようですが、原作はこのようなタイトルです。
日本に帰ったらこれを読んで、さらに来年もう一度、オリジナル音声で観て観たい。

オフィシャルトレーラー(予告編)はこちらです ↓ ↓ ↓
Miss Peregrine's Home for Peculiar Children | Official Trailer [HD] | 20th Century FOX




さて、今回の3D映画。料金は一人290ルーブル。日本円にして約480円。これが標準シートでした。座席中央の一番良い席あたりは、シートの形状が少しリッチで、料金は2倍ほど。安く見られる席と、より質良く見られる席と、分けてあるのが親切。

ちなみに3Dメガネ代は一つ50ルーブル(約90円)。日本のように返却式ではなく、持ち帰りOK。喜んでお土産にと貰って帰ったものの、使い道はナイですネ。

日本での3D映画料金は2300円程度だったかな。もっと安ければもっと観に行くのに!と誰もが思うところ。日本の映画料金が高いのは、きっと場所代が高いからだろうな。



映画館の飲食は、ポップコーンとコーラ2つで540ルーブル位(約900円)。ルーブルが安くなっているから「日本と同じぐらいだな」と思えるけど、数年前なら高すぎて絶対に買わない値段。

この映画館のフロアにDyDoの自動販売機がありまして、日本の缶ジュースが買える。料金は100ルーブル程度。高校生の頃、この「さらっとしぼったオレンジ」に、よくお世話になりました。懐かしの味をモスクワで映画を観ながら味わう。

DyDoの自動販売機。なぜかこのショッピングモール『ТРЦ Мозаика』のあちらこちらに設置されています。ですが、買っている人は見かけません。なにやら訳ありなんだろうなぁなんて想像していたら



別のモールでも、同じ販売機が。きっと営業さんがやり手だったのでしょう。



そんなこんなでモスクワをゆるりと満喫しております。

そうそう、近況報告。

10月14日にモスクワに到着しました。オムスクやケメロボでは、雪が降っていたり氷点下だったり。だから、モスクワからウラジオストクまで、バイクを鉄道に乗せることにしました。

自力で探した輸送会社では断られ、ウラジオストクのウラジミールさんに教えて貰った輸送会社4社のうち2社にメールで問い合わせたところ返事がなく・・

ナイトトレインのオーナー・ディマに相談したところ、鉄道輸送会社を紹介してもらえて、無事に昨日、バイクXL1200は私たちの元を離れました。料金や手続きについては、無事にバイクを受け取れるかの不安もあるし、後日詳細を書きますね。

ただ、ウラジオストクでバイクを引き取れるのが11月7〜9日。約3週間後。

9日水曜日はDBSフェリー出航日なので、その日に間に合わなければ、私たちは4週間バックパッカーとしてロシアを徘徊することになります。

電車の乗り方もバスの乗り方も、飛行機の乗り方もわからない私たち。
バイクが無ければ、ただの人。





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