前回の日記「フィンランドは本当に先進国」の後、サンタクロースに会って、ヨーロッパ最北端ノールカップなどを巡り、ロフォーテン諸島を堪能しました。
一昨日のこと。8月も終わりに近づき、美しすぎるノルウェーでのんびりしすぎた私たちは、はやく北欧を抜けようと考えます。
しかし、アキオは「トロルスティーゲンへ行きたい」と言います。さすがバイク乗り。一生に一度のチャンスかもしれないので、ヘアピンカーブの名所・トロルスティーゲンを目指すことに。
しかしながら、日は沈み、辺りは暗くなってきて。夜のトロルスティーゲン?大丈夫かしら。でも明日は雨の予報。ノルウェイの夜は美しい。ということで、午後8時を過ぎても走り続ける。
これがその峠。登る前の記念撮影。遅い時間なので車は数少ない。
急カーブの上り坂と滝の激流を楽しむと、辺りは暗く、夜が始まっています。
この後どうする?どこかのキャンプサイトを探そうか?
そしたらアキオが「ちょっと戻っていい?」と言う。来た道を戻ってみると
スクーターで旅をしている韓国人ライダーと遭遇。写真は明るく写していますが、実際は薄暗闇の中でした。
私は、ロシア序盤を共に旅したチョイの事を思い出した。彼はチョイの事を知っていて、チョイが旅をフィニッシュしたことを教えてくれた。旅の仲間が旅を終えたと知ることは切ない。だけど、こうして新しい出会いもある。
ほぼ毎日テントキャンプしている彼と共に、私たちもここでテントを張ることに。
それで、ディナーの用意をしていたら
オーロラ!!
夏は見られないと聞いていたし、トロルスティーゲンではオーロラは難しいそうなんだけど、巡り会えた私たちは何て幸運なんだろう。
夢のような景色。夏のオーロラ。
ノルウェーの自然の美しさと人々の優しさに感謝。
今は午前9時40分。これからスウェーデンへ向かいます。
ノルウェー・アルタの新聞に載りました
→ 『Altaposten』
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ノルウェー